膝の痛み

1. 膝の痛みの概要

膝の痛みって、本当に生活の質を下げる厄介なものですよね。特にスポーツや運動をする人なら、膝にかかる負担がどれだけ大きいかご存じだと思います。実は、膝の痛みの多くは膝自体が悪いのではなく、足首や股関節など他の部位の「代償動作」が原因になっていることが多いんです。膝は本来、他の部位が正しく動いているときにスムーズに動けるように設計されています。でも、どこかに不具合があると、その負担が膝に集中しちゃうんです。

CAUSE

代償動作とは?

代償動作って聞き慣れない言葉かもしれませんが、要は体がバランスを取ろうとして無理をしてしまう動きのことです。たとえば、股関節が硬いと歩くたびに膝でその分を補おうとしちゃいますし、足首がうまく動かないと、着地のときに膝に負担がガツンと来るんです。これが長く続くと、膝周りの筋肉や関節に余計なストレスがかかって、痛みが出てしまうんですよ。

こんな症状が出てませんか?

代償動作による膝の痛みは、こんな感じで現れます。

  • 痛みの種類:膝の内側や外側に鋭い痛みを感じることが多いです。特に動かすとき、ズキッと来る感じがあるなら要注意です。
  • 特定の動作での痛み:階段を上るとき、膝が痛むことが多いのは典型的な代償動作による症状です。歩くときやランニングの着地でも違和感を覚えることがあります。
  • スポーツ後の症状:特に運動後、膝が腫れたり、じんわり熱を持つような感じがあれば、代償動作による炎症の可能性があります。

METHOD

当院での治療プロセス

膝の痛みが代償動作によるものなら、膝だけでなく、全身の動きを見て原因を突き止めることが大事です。当院では、以下のようなステップで治療を進めていきます。

  • 初診時の評価
     まず、姿勢や歩き方をチェックして、どこに負担がかかっているかを徹底的に見極めます。足首や股関節の可動域や柔軟性を確認し、膝にどう影響しているか分析します。

  • 手技療法
     膝だけを治療しても、根本的な問題が解決しないことが多いです。そこで、足首や股関節を重点的にほぐしていき、可動域を広げていきます。特に、股関節の可動域が広がると、歩くときに膝への負担がぐっと減りますよ。

  • 筋力バランスの調整
     代償動作の原因は筋力のアンバランスにもあります。大腿四頭筋(太ももの前面)やハムストリングス(太ももの後面)の筋力バランスが崩れていると、膝に負担が集中しがちです。当院では、このバランスを整えるための筋力トレーニングも取り入れています。

治療からジムへの移行の目安

FLOW

この記事を書いた人

オーナー / 柔道整復師 大竹 祐 / オオタケ ユウ

instagram
資格
柔道整復師、NSCA パーソナルトレーナー、IEMA テーピングトレーナー、IEMA 心肺蘇生法
経歴
東京オリンピック・スケートボード競技にトレーナーとして帯同。
趣味
サッカー、フットサル、ブラジリアン柔術、自転車、スノーボード、スケートボード、読書、映画鑑賞