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症状コラム
2024.06.15

ゴルフ肘(内側上顆炎)について

はじめに

こんにちは、太平二丁目接骨院の専門家です。今日は、ゴルフ愛好者に多い「ゴルフ肘(内側上顆炎)」について解説します。この症状は、肘の内側に痛みを感じるもので、特に手首を曲げる動作や繰り返しのスポーツ動作で生じます。

 

ゴルフ肘の症状

ゴルフ肘は、肘の内側に痛みを感じ、手首を曲げると痛みが増すのが特徴です。また、握力の低下や肘の腫れ・炎症も見られます。ゴルフやテニスなど、反復的な動作が原因となります。

 

代償動作とゴルフ肘

代償動作とは、痛みや不調を避けるために体が無意識に取る不自然な動作のことです。ゴルフ肘の場合、痛みを避けようとして手首や肩に過度な負担をかけることで、新たな痛みや不調を引き起こします。このような代償動作が続くと、他の部位にも悪影響が及び、症状がさらに悪化することがあります。

 

代償動作を防ぐための対策

  1. 正しいフォームの確認: ゴルフやテニスのスイング時には、正しいフォームを意識しましょう。専門家の指導を受けることもおすすめです。
  2. ストレッチと筋力トレーニング: 手首や前腕の筋肉を柔らかく保ち、強化するためのストレッチやトレーニングを日常的に行いましょう。
    • 手首のストレッチ: 手のひらを前に向けて腕を伸ばし、反対の手で手首を軽く引っ張ります。これを30秒間保持し、反対側も行います。
    • 握力強化運動: 柔らかいボールを握ったり離したりする運動。ボールを握りしめた状態を5秒間保持し、これを10回繰り返します。
    • 前腕のストレッチ: 腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けた状態で指先を下に引っ張る。これを30秒間保持し、反対側も行います。
  3. 休息と適切なケア: 痛みがある場合は無理をせず、適度に休息を取りましょう。痛みが強いときはアイシング、軽減したときは温熱療法を取り入れてください。

まとめ

ゴルフ肘を予防するためには、正しいフォームの確認、ストレッチや筋力トレーニング、適切な休息が重要です。代償動作を避けることで、他の部位に負担をかけずに済み、症状の悪化を防ぐことができます。ゴルフ肘に悩んでいる方は、ぜひこれらの対策を試してみてください。

この記事を書いた人

オーナー / 柔道整復師 大竹 祐 / オオタケ ユウ

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資格
柔道整復師、NSCA パーソナルトレーナー、IEMA テーピングトレーナー、IEMA 心肺蘇生法
経歴
東京オリンピック・スケートボード競技にトレーナーとして帯同。
趣味
サッカー、フットサル、ブラジリアン柔術、自転車、スノーボード、スケートボード、読書、映画鑑賞