コンディショニング
2025.09.28
柔らかい=ケガをしない⁉
「ケガをしたくないから体を柔らかくしたい!」
という認識でストレッチなどをしている方は多くいらっしゃると思います。
たしかに柔らかい方が怪我をしにくいようなイメージもできますが…
お相撲さんや体操選手、ダンサーさんなどは一般的な印象として『柔らかい人』だと思いますが、こういう競技をされている方は怪我をしないのでしょうか?
私がみてきた限りでは、『柔らかい=怪我をしない』の結びつきは少ないように感じます。
ストレッチなどを一生懸命やり、伸ばしすぎることで過剰な柔らかさになり、関節が不安定になったり、筋出力を低下させる可能性もあります。
大切なことは、目的や状況に応じて無理なく『柔軟に適応できる能力』を高めることです。
『怪我をしない体』を目指すなら柔らかくするだけでなく、安定性、筋力、協調性など色々な要素を高める必要があります!
できることは沢山ありますが、それぞれの体の状況や段階に合わせたことを行うことが重要になります。