体のしくみ
2025.03.30
感覚のおはなし①~「感覚」ってなんだろう?~
みなさん、こんにちは!
柔道整復師の川又です!
今日は「感覚」についてお話をしようと思います。
私たちの体にはたくさんの「感覚」がありますが、どんな感覚があると思いますか?
大きくは3種類に分けられます。
①【内臓感覚】と言われる
臓器感覚、内臓痛覚
②【特殊感覚】と言われる
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、平衡感覚
③【体性感覚】と言われる
表在感覚、深部感覚
さらに、表在感覚と深部感覚はこのように分けられます。
★表在感覚:触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚
★深部感覚:運動感覚、位置感覚、振動感覚
これらの感覚が働くことによって、外部環境の情報が脳に入力され、処理されます。
その情報をもとに私たちの体は動いているんです。
例えば、ライトの光が当たったときのことを想像してみてください。
みなさんまぶしくて、目をつむったり手で光をさえぎったりしますよね?
その動きにいたるまでのプロセスを辿ってみると
まず「視覚」から光をキャッチ!→脳が「まぶしい!」「危険!」と感じる→体を守るために「目をつむろう!」「手でふさごう!」と処理をし、必要な筋肉に指令を出す。→体が動く というようになります。
私たちの動きを紐解いていくと、感覚から情報をインプット→脳で情報を処理→情報から次の動きをアウトプット
というようになっているんです。
「感覚」は私たちが行為行動を起こすにあたって「外部環境の情報をキャッチするセンサー」として重要な役割をしています。