スノーボーダーへ!冬季スポーツに備える体力・筋力の向上とケガの初期対応
スノーボーディングは体全体を使った運動で、特に腿や腰、体幹部の筋力とバランスが求められます。
冬のスノーボードシーズンに向け、適切なトレーニングと予防策で怪我のリスクを減らし、パフォーマンスを最大限に引き出すための方法を、錦糸町の太平二丁目接骨院が提案します。
まずは体力・筋力の向上から。
特に重要なのは下半身と体幹部の筋力です。スノーボーディングは、膝を曲げて滑る動作が基本となるため、腿の前部にあたる大腿四頭筋の強化が不可欠です。
また、板の操作には腰周りと体幹部の筋力と安定感が必要となります。スクワットやランジなどの下半身を鍛えるトレーニングに加え、プランクやロシアンツイストなどの体幹トレーニングがオススメです。これらのエクササイズは、スノーボードに必要な筋群を効率よく強化することができます。
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スクワット:
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足と腰の筋力を鍛える基本的なトレーニングです。両足を肩幅に開き、背筋を伸ばしたままで膝を曲げていきます。深く腰を落としたら、再び立ち上がります。これを10回×3セット実施しましょう。
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ロシアンツイスト:
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座った状態で上半身を左右にひねることで、体幹部を鍛えるエクササイズです。足を少し浮かせてバランスをとり、両手を握り合わせて左右に動かします。これを20回×3セット行います。
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ランジ:
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脚と腰の筋力を鍛えるトレーニングで、特に前腿と臀部の筋肉に効果的です。一歩踏み出し、その膝を曲げて腰を落とします。後ろの脚も膝が床に触れる直前まで落とし、元の位置に戻ります。左右交互に行い、各10回×3セットを目指しましょう。
スケートボードとスノーボードとの身体の使い方の違いについて解説します。スケートボードでは足を使って地面を蹴って進むのに対し、スノーボードでは重心移動と体幹のひねりで進行方向を制御します。スケートボードは前後の足がほぼ平行に配置されますが、スノーボードは足が横向きに配置され、両足が連動して動くため、体幹部の安定性と強さが求められます。
また、スノーボードでは転倒時のケガが多く見られます。その中でも特に多いのが手首の捻挫や骨折です。これらを未然に防ぐためには、リストガードの着用や、転倒時の適切な受け身の練習が有効です。ケガが起きてしまった場合、初期対応として「RICE」法(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)が基本となります。しかし、痛みが強い場合や腫れが引かない場合は、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。
錦糸町の太平二丁目接骨院では、スノーボーダーの方々に向けた専門的なトレーニング指導とケガの初期対応法について提供しています。更に深く学びたい方は、是非当院までお越しください。皆様の健やかな冬季スポーツライフを、全力でサポートします。