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ギックリ腰
2025.01.23

ぎっくり腰の原因とセルフケア:川又和恵が伝える予防と改善のポイント

こんにちは!柔道整復師の川又和恵です!今回ブログを見にきてくださり、ありがとうございます!
今日は私も経験したことのある「ぎっくり腰」についてお話をしたいと思います。

〇ぎっくり腰とは

「ぎっくり腰」という名前は急な腰の強い痛みに対する一般的に使われている名称です。正式には「急性腰痛」または「腰椎捻挫」といいます。中腰の状態でものを取ろうをしたときやイスから立ち上がろうとしたとき、不意に腰を捻ってしまったなど症状の出かたは人さまざまです。痛みの強さも人によって違います。痛みはあるが座ったり歩いたりと日常生活を送れる人もいれば、痛みが強く歩くことも困難になってしまう人もいます。

 

〇ぎっくり腰になってしまう原因  

ぎっくり腰の原因は多岐に渡ります。今回は「代償動作」に注目していきます。 「代償動作」  代償動作とは、ある動作に対して働くはずの筋肉や関節がうまく働かず、ほかの筋肉や関節を働かせて動作を行うことです。例えば、右手を前に上げる際に、ある位置から腰を反らせて上げてしまうことがあります。腕を上げるには肩関節だけでなく胸椎や肩甲骨も働きも必要です。しかし、胸椎や肩甲骨の動きが不十分だとそれを補うように腰椎が動いてしまいます。これでは腰椎や腰の周りの筋肉に負担をかけてしまいます。負担をかけ続けた結果、物を取ろうとしたときや腰を捻ったときに負荷に耐え切れず強い痛みが出てしまいます。イメージで言うと、コップに水を注いでいくと水かさは増していきますよね。これが腰に負担をかけてしまっている状態です。そしていずれ水はコップから溢れてしまいます。この溢れてしまった瞬間が負担に耐え切れず痛みが出てしまった瞬間です。人間はとても頭がいいので、この代償動作を無意識のうちに行ってしまいます。なので腰に負担がかかっていても分かりにくいのと痛みも出たり出なかったりすることがあります。

 

〇ぎっくり腰のセルフケア

腰に負担をかけ続けないためにも、まずは適切なセルフケアを行うことが大切です。 以下の方法を実践して、症状の改善を図りましょう:

・ストレッチ:腰椎が反ってしまうなど可動性が生まれてしまう原因として肩甲骨周りの筋肉や股関節周りの筋肉が硬くなってしまっていることが挙げられます。まずは、肩甲骨周りの筋肉やお尻の筋肉のストレッチ、ハムストリング(ももうら)のストレッチをからしましょう!

・入浴:もし、腰が重いや違和感を感じることがあったら、お風呂につかることポイントです。違和感や重さを感じるということは、腰の周りの筋肉を無理に使ってしまっている可能性もあります。お風呂に入ると副交感神経が優位になり、血管が拡張され筋肉にしっかり血液がまわることで修復機能が高まります。

 

〇早めの治療が鍵

ぎっくり腰は、放っておくと慢性化しやすい症状です。代償動作が日常生活に悪影響を及ぼす前に、正しいケアと治療を行うことが重要です。痛みが出てしまった場合は、早めに医療機関にかかることをお勧めします。錦糸町でぎっくり腰にお悩みの方は、当院にご相談ください。私たちが、あなたの健康を全力でサポートします。

この記事を書いた人

川又和恵 / カワマタカズエ

資格
柔道整復師(国家資格)
各種トレーナーライセンス取得